柄(つか)に就いて見ると 何かと
道筋が現れて来る
進むべきプログラムが
世界との関係を回復させる様な
そんな五ヶ月目が始まる
SERVICE ABOVE
THE SELF
超我の奉仕
木々の緑の広がりが 息づかい
の濃淡を漂わせている
木々の茶褐色の肌触りが
縦に視界を裂く 針葉樹の
列柱である事を語っている
木洩れ日の光りのない
陰翳の世界が 遠くの
眼差しほど明るく漂っている
北の空が とてもと明るい
グレーの雲の濃淡が
怖いほど美しい
美は不在を壊胎し
不在は絶対となる
One Day in November